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半日翁碑の説明
| 半日翁とは、小倉藩士であった馬場半兵衛昌功という人の別名で、慶応2年(1866)対長州藩との戦いにおいて功があった。 明治4年(1871)の廃藩置県に伴い、成光村 大行事の淵(なるみつむら だいぎょうじのふち)付近に隠居し、半日閑人(はんじつかんじん)と称して明治20年まで居住し、住居を風流城と称した。俳諧、絵画、茶道、謡曲等上田川地域の風流人たちの中心的存在で郷土文化の拠点であり様々な足跡を残している。 この碑は、翁が椎田(しいだ)に移住した直後、俳友たちが翁を偲んで建立した素朴な川石の碑であるが、「半日翁」の文字左横に「正四位 山岡鉄舟(しょうしい やまおかてっしゅう)」の銘があり、幕末の三舟として知られ明治天皇の親任の篤(あつ)かった人の書になるものである。当時の上田川地域における文化交流の広がりがうかがわれる碑文である。
(参考文献) 大任町誌P.206~P.211/ふるさと大任上巻P.575~P.581 おおとう史学第6話
| 場 所
| 大任町 成光(成光公民館横)
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| 駐車場
| あり
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| 現地の様子
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| お問合せ先
| 大任町教育委員会 ふるさと館おおとう 〒824-0511 福岡県田川市大任町大字今任原1666-2 TEL 0947-41-2055 FAX 0947-41-2056
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| 大任町地図 南部.jpg | (JPEG イメージ:411KB) |
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