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稲荷山横穴墓群の説明
| 西白土の東迎寺(とうこうじ)裏から天満宮裏にかけての丘陵は山上に稲荷社を祀っている事から稲荷山と呼ぶ。 この丘陵には多数の横穴古墳が散在し、珍しい墳丘を持つ横穴墓が造られており、多くの出土品を出している。 ふるさと館おおとうに保管している土器類の多くはここからの出土品で、須恵式土器の大型甕(かめ)1個、坩(かん)4個、高坏(たかつき)2個、はそう6個、平瓶(ひらべ)8個、提瓶(さげべ)5個、横瓶(よこべ)1個)、盤(ばん)12個に金環(きんかん)、人骨(じんこつ)、鉄剣(てっけん)、刀子(とうす)、鉄鏃(てつぞく)等である。中でも坩の1個は自然釉(しぜんゆう)がかかり見事であるが、成型に雑がある。 いずれも6世紀から7世紀にかけての古墳時代末期のものである。
(参考文献) ふるさと大任 上巻P.268 おおとう史学 第25話 「稲荷山横穴墓群」大任町文化財調査報告第5集(大任町教育委員会/1998年)
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| 場 所
| 大任町 稲荷山
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| 駐車場
| なし ※見学希望の際は、お問合せください。
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| 出土品等の紹介
| ※ふるさと館おおとう収蔵
| ①自然釉のかかる須恵器壺
| ②1.刀 2.刀子 3.すき先 4.かま
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| ③提瓶
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| ④横穴墓全景
| ⑤墳丘のある横穴墓
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| お問合せ先
| 大任町教育委員会 ふるさと館おおとう 〒824-0511 福岡県田川郡大任町大字今任原1666-2 TEL 0947-41-2055 FAX 0947-41-2056
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| 大任町地図 南部.jpg | (JPEG イメージ:411KB) |
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